現場に必要な主任技術者・監理技術者とは？
建設業の許可を受けている者は、建設工事の適正な施工を確保するために、請け負った建設工事を施工する工事現場に、適切な技術を持った技術者を置く必要があります。
建築施工管理技士
建設施工管理技士とは、施工管理技士国家資格のひとつで、建設業法25条の25には「施工技術の確保」が、又、第26条には「主任技術者の設置等が定められており、これらにより建設業者は、建築工事の施工において、一定の施工管理能力をもった技術者を、現場に配置することが義務づけられています。
技術検定は、技術者の施工技術の向上を図るために、国土交通大臣が行うもので必要 とする、一定の技術基準について検討し、合格者については称号を付与し、その技術力を社会的に、認定する事を目的に発足した資格制度です。
土木施工管理技士
1級土木施工管理技士は、大規模な土木工事・ トンネル・ダム・橋梁などの高度な知識を必要とする工事の主任技術者・監理技術者として、施工管理に従事します。 また、指定建設業・特定建設業の土木工事業・鋼構造物工事業・舗装工事業の営業所の専任技術者及び監理技術者の要件である。
2級土木施工管理技士は、上記以外の小規模な土木工事の主任技術者として施工管理に従事する。
管工事施工管理技士
建設や配管工事の会社で必要とされるのが「管工事施工管理技士」です。冷暖房設備工事・下水道工事・浄化槽工事ガス配管工事など、生活になくてはならない特殊な工事の施工計画や、現場での監理・指導を行う監督者として必ず必要な仕事を行います。
安全管理・品質管理など工事の質的向上を計画するため、配管工事には国から配置が決められています。