高校を卒業し、特にやりたい事もなくアルバイト等で食い繋ぎながら、フラフラしていた僕は、父親が経営している建設会社で配管工事の仕事を覚えるように言われ、予期していなかった出来事に「え?なんで?!何で親父の会社”なんか”で働かなあかんの?」と口にした瞬間、父親の顔が鬼の形相に。
「悪かったな!俺の会社”なんか”で!」そこから延々と説教が続き、1時間程こってり絞られたのを覚えています(笑)。今考えたら当然ですよね。18歳の大の男が実家暮らしで、将来の目標もなくアルバイトを転々としてるんですから、親としては心配になりますよね。しかも親が経営してる会社を”なんか”扱いしたわけですから。悪気がなかったとは言え怒りますよね。
あの頃の自分って本当に何もやりたくない時で。大学も行きたくなかったし、仕事もある程度自分の時間が持てて、稼ぐ事が出来れば良かった。将来の事なんて考えても、人間明日の命も分からないし、好きな事して生きてればALLOKみたいな(苦笑)。完全に人生舐めてましたね(笑)
だから配管工事の仕事も最初はやりたくなかったんですよ。でも何だかんだ言いつつも、父の会社で配管の仕事を始めた僕。意外と楽しかったんですよね、この仕事!もうハマりましたよ。
まだまだ社内の中では僕は未熟者ですが、職場の人達も皆優しくて、父は人を見る目があるんだなあ〜って関心したり、その上事務員さんは可愛いですし(笑)。同時に、自分がどれだけ甘い考えで生きてきたのかも分かりました。
あれから1年が経ち、もうすぐ20歳を迎えようとしています。国交相の制度が変わって17歳から学科のみの受検が出来るようになったじゃないですか。僕もチャレンジしたくなり、たまたま届いたハガキを見て、そこで講習会を受ける事を決めました。そこがJCAさんでした。会場が遠かった僕は通信で受講しましたが、一番良かったのは過去問です!過去に出題頻度が高かった問題を抜粋して作成された薄い問題用紙は、忙しい僕にとってはとても有り難かったですし、DVDは横着して観なかった僕でも、2級管工事施工管理技士 学科試験に一発合格出来ました。
今後は実務経験を積んで、実地試験合格を目指します。その時も是非JCAさんでお世話になりたいです!
岡山県M市 空調設備会社勤務 上川拓也さん(仮名)