事務職だった私が、今では施工管理技士補として現場作業にも従事しています!

父の友人が経営している管工事系の会社で、建設現場事務員として働いていた私。現場作業員さんのタイムカードの管理や、買い出し、神棚の掃除、昼食時にはお茶入れ、トイレ掃除や買い出しetc…。業務は幅広く多岐に渡り、男性が多い職場は疲れる時もありますが、女性ばかりの職場に比べると、人間関係のストレスは半分以下に減りました(苦笑)

しかし、もう少しスキルアップが出来れば…という思いは、いつもありました。建設業界は男性社会です。仕事の人間関係も仕事内容も不満はありませんでしたが、もう一歩踏み込んだスキルが欲しかったのです。そんな時たまたま郵便物の中に紛れていたJCAの施工管理技士資格取得講座のハガキ。よくよく読んでみると、今は人手不足解消のため、実務経験がなくても学科のみの受検が出来ると書いてあり、早速受講したい旨を父に相談した所、社長に父から話をして貰い、受講料は会社で負担して頂き、何故か社内は応援モードに。

てっきり女性が施工管理技士の資格を…なんて言い出したら、煙たがられるのでは…と不安だったのですが、取り越し苦労だったようです(笑)。講習会では女性は私含め2人しかおらず少し寂しかったですが、一発合格を目指していたので講習会は休まず参加。協会から送付される教材には全て目を通し、とにかく問題を解きました。

そして無事、2級管工事施工管理技士 学科試験に一発合格。試験に合格した事で、”2級管工事施工管理技士補”になれただけではなく、事務だけではなくバリバリ現場作業に従事させて頂けるようになり、仕事にやりがいも出て来ました。現場のほうはまだまだ慣れない事も多いですが、実務経験を積んで、次は実地試験に挑戦する事を目標に毎日頑張っています。

大阪府M市 配管工事会社勤務 相田知花さん(仮名)

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